母乳が白く見えるわけ
母乳は血からできています。
ですが、赤ちゃんに飲ませるおっぱいの色は白いです。
どうして白く見えるのでしょうか?
まず、ママの血液は、おっぱいへの道である基底部というところに運ばれます。
そして、乳腺葉という母乳を作る工場のようなところに血液が運ばれ、乳腺葉の中の乳腺房という場所で赤ちゃんの発育に必要な成分をそのまま取り込まれたり、乳腺房の中の乳腺細胞で新たに大事な成分へと合成されます。
このとき、アミノ酸という成分が、母乳のたんぱく質の主な成分であるカゼインに合成され、カゼインはだんだん集まってカゼインミセルという小さなかたまりを作ります。
カゼインが集まってサブミセルになり、さらにカゼインミセルになるのですが、カゼインミセルの粒子は90-150nmぐらいだそうです。
物体が白く見える、ということはすべての可視光線を反射するからなのですが、この大きさでは反射しないそうで、白く見える正体はもっと大きな粒子を持つ脂肪だとの事。ただ、脂肪を除いたとしても、たまにカゼインミセルの大きな粒子が含まれているそうなので、白く見える正体と言っても間違いにはなりません。
ちなみに、カゼインにも3種類存在します。
α-casein(アルファ カゼイン)
β-casein(ベータ カゼイン)
κ-casein(カッパー カゼイン)
人間の母乳には、α-casein(アルファ カゼイン) の量が少ないそうです。
母乳が白いわけの答え:脂肪の粒子と、カゼインの集合体であるカゼインミセルの粒子が大きいから光を反射して白く見えるため
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